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 富士宮水泳協会は、昭和50年後半、マルエスイミングクラブ内で泳いでいた”会員やコーチ”の間から、「ただ泳いでいるだけでは、つまらない。もっと水泳の良さを、一般の人達に広めていきたい。」いう趣旨のもと「富士宮水泳同好会」が結成されたのが、始まりです。
 
最初の内は、自分達の競技力向上をめざし、県内で開かれる水泳大会に出場するだけでしたが、スイミングクラブ内での水泳大会に”役員としての参加”を頼まれたことをきっかけに、各会員が競技役員の資格をとることに目覚め、その結果、多くの大会に”選手と役員としての参加”をするようになってきました。
 
なかには、”水泳指導員の資格”をとる会員も増え、だんだん活動も活発化してきました。そして会員数も30人を超へ、協会を作る体制が整ってきました。
 
昭和62年、榑林治郎氏を初代会長として「富士宮水泳協会」が設立され、それと同時に「富士宮体育協会」に加入しました。他の地区の水泳協会との交流もはじまり、活動範囲も広がっていきました。しかし、「拠点」というものがなく、「富士宮市民スポーツ祭水泳大会」を開催するにも、”2中”からコースロープを借りて、旧市民プール(現在の市役所付近にあった)を利用して行っていました。今思うと、水の冷たさと50mあるコースの長さは、一般成人や小さな子供達にとって、”きつい”ものだったと思います。
 
平成3年7月7日には、待望の「富士宮市民プール」がオープンしました。しかし、このプールの建設計画には、問題がありました。
計画そのものが、「レクレーション的なプールの建設」を目的としたもので、現在のような、「市民の健康を考えて、1年中泳げる」室内プールの建設が、計画のなかに盛り込まれてなかったからです。
 
「新体育館と、プールの建設計画」が持ち上がったときに、それに気づいた協会員の中から必然と、「富士宮に、室内プールを作ろう!」という声が上がり、みんなで”室内プール建設の為の署名集め”に奔走しました。又、この趣旨に賛同して下さった、当時の須藤市議、塩川市議等の尽力も大きな力となり、当時の吉田市長の”裁断”というカタチで、実現まで漕ぎつけたという経緯がありました。
現在はこの市民プールを拠点に、2つの活動を行っています。
 
そのひとつは、水泳教室です。市民プールのオープン当時より、1年間を3期に分け、昼間と夜間に水泳教室を開き、多くの市民の皆様方の健康の維持の為、奉仕してきました。
しかし、近年の経済の低迷による”経費削減”ということで、12月から2月までの3ヶ月の間、プールを閉めるようになりました。そのため、1月からはじまる3期目の水泳教室は休講になっています。毎回受講してくださる生徒さんの中から、「3期目の、開講を!」という声も上がっているのですが、冬の寒さによる入場者の減少や、建物の寒さ対策の不備等、再開については時間がかかるようです。
 
もう一つの活動は、水泳大会です。「富士宮市民スポーツ祭水泳大会」と「富士宮室内選手権大会」の2つの水泳大会を開催しています。 このごろは、参加する子供の減少から、2つの大会を一緒におこなっています。
“水泳初心者から中級・上級者までの参加”となっていますから、「記録による出場規定がある一般の水泳大会」に、出場機会のない”初級”や”中級”の子供や、一般成人の有志が多数参加します。
 
近年は、富士地区の高校生の参加が多くなってきました。特に”高校別フリーリレー”には、白熱した応援が繰り広げられています。
以上が、「水泳協会のおもな活動と経歴」です。
現在、”少子化の問題”と”高齢化社会の到来”が、話題になっていますが、水泳を取り巻く環境も、その傾向が表れています。
 
水泳大会に参加する子供の減少、水泳教室の高齢者の増加(特に水中ウォーキング゙の教室の、平均年齢は、高い)が顕著です。
 
スイミングクラブのなかには、子供の水泳教室をやめてしまったところもあらわれ、現在の水泳人口は、飽和状態にあると思います。そのような状況のなか当協会は、水泳の裾野をひろげるための活動方針として、「身体障害者・喘息患者・職業病患者の基礎体力づくり」や、「リハビリテーションのための水泳教室」なども、開いていきたいと思います。
水泳は、自分のペースに合わせて楽しめるすばらしいスポーツです。水泳は、健康を増進するだけでなく、”仲間を増やせたり”、”ストレスを解消させたり”と、多くの魅力を兼ね備えています。まさしく、「人生を輝かせるスポーツ」だと思います。皆様に水泳のすばらしさを深く知っていただくことを、念頭において、これからの普及活動に、力をそそいでいきたいと思います。

水泳競技・普級事業
競技大会
一年間に主催する大会は、次の二つです。
①富士宮市民スポーツ水泳大会
11月の末に行われ、一般の地区対抗リレーがあります。

②富士宮室内選手権水泳競技大会
11月下旬に開催され、富士宮近郊から多くの選手が参加して、年齢・種目別に競技が行われます。
優秀選手を表彰しています。
現在は、参加人数の減少により①と②の大会を同日に行っています。

普及事業
富士宮市民プールを利用して、一期、二期の昼間・夜間、「市からの委託」という形で、水泳教室を開催しています。
指導員を20人近く派遣しています。
夜間 水曜     一般水泳教室
           
(初級・中級)
木曜     水中ウォーキング
昼間
火曜日
 午前 水中ウォーキング女
 午後 水中ウォーキング男 
水曜日
 午前 親と子の水あそび
 午後 リフレッシュ

木曜日
 午前 水中エアロビ
 午後 水中ウォーキング男
    
金曜日
 午前 親と子の水あそび
 午後 一般水泳教室
            
(初級・中級)

役員派遣
県内で行われる水泳大会に、役員を派遣しています。
派遣する主な大会
東部水泳大会
伊豆駿河湾水泳大会
県小学校水泳大会
県招待スプリント大会
県民スポーツ祭水泳大会
東部BC級水泳大会

平成24年度
富士宮水泳協会役員名簿

役員名
氏  名
顧問
須藤秀忠
松木栄一
村上栄一
参与
篠原信正
榑林治郎
佐野敏雄
会長
渡井芳樹
副会長
斎藤俊英
高柳俊彦
会計
因 憲子
榑林治郎
監査
井上孝子
斎藤隆
指導部(昼)
因 憲子
宇佐美明美
原田恵子
指導部(夜)
望月美智子
篠原光一
事務局
稲葉 豊
体協委員
高柳俊彦
昼間のコーチ写真

昼間のコーチ
親と子の水あそび
親と子の水あそび
一般水泳教室
一般水泳教室
昼間のコーチ
昼間のコーチ
夜間のコーチ
夜間のコーチ