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富士宮市テニス協会のあゆみについて
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会長:渡井 亘

 15年前、富士市テニス協会の中で胎動を始めた富士宮市テニス協会設立の動きは、多くの人々のご尽力とご支援によって、平成4年に呱々の声を上げ、富士宮市テニス協会として一人立ちすると同時に、県のテニス協会、市の体育協会への加入も認められ、以来15年の歳月が流れました。お陰をもちまして、今では各種のトーナメントや、年2回のテニス教室の開催等、多くの方々にテニスを楽しんでいただけるまでに成長しました。
 
これはひとえに各機関や組織のご支援は言うに及ばず、役員の皆様方の協会設立、発展の為の御努力、また、会員一人一人のテニスに対する愛情とその情熱に支えられてきたものです。また、協会の組織や運営機構も年を追う毎に改善され、仕組みが動きやすいものになり、各機構の役割と活動内容も明確化されますます充実してきました。
 
そして、2001年度には協会設立10周年を迎え、盛大に記念式典を行い、協会の歴史の一区切りとして記念誌発行等も行いましたことは誠に同慶の至りです。
 
私は、中学時代(旧制)先生から、いつも言われていた「踏み込め、抱え込め」とう言
葉が耳にこびりついています。ゲームでピンチに立たされた時、いつもこの言葉を自分に言い聞かせ頑張っています。そして、これを単にテニスだけのことではなく、人生のすべての面において励ましの言葉としてます。
 
基本的には、スポーツは「勝った、負けた」で成り立つ世界ですが、よく考えてみますと、勝った負けたの間に発せられる様々な瞬間の感動があります。勝つこと以外のこうした価値を見いだしいつまでもテニスを楽しみたいものです。また、ゲームは勝って楽しく、負けても楽しいものでなければなりません。なぜなら、その楽しさの中から友情が芽生え、希望が湧いてくるからです。
 
テニス協会設立の目的は、このようにより多くの人々にテニスを楽しんでいただくためものです。この15年をワンステップにさらに前進させるために、それぞれの人にそれぞれの立場でテニス協会の企画運営に、もう一歩踏み込んでいただき、協会を自分のものとして抱え込んで活動して下さることを願っています。競技のためだけのテニスでなく、人生のためのテニスとして、それを支えるための協会の発展を期待しています。

 富士宮市テニス協会活動状況について
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理事長:松本成章

富士宮市テニス協会は市体育協会に加盟以来、早いもので来年2006年には15周年となります。その間、テニス愛好者によるチームワークと指導育成に努力し、会員相互のご理解により年々成果をあげて来ました。これも日頃からの役員、大会参加者等テニスにかかわる方の協力と地道な活動の賜物と思います。この場を借り、あらためて御礼申し上げます。
さて、今回の富士宮市体育協会50周年に際し、今まで同様、市民スポーツに根ざした地道な活動を続ける所存でおります。市民ひとり1スポーツの精神を受けて多くの事業を計画し推進しています。下記にH17年度に実施した事業をあげますが、13もの事業を計画し実施してまいりました。

2月
富士宮市ダブルス選手権 渡井杯
3月
富士宮市チーム対抗テニス大会
富士宮市ミックス選手権大会
4月
桜トーナメント春の市民のためのテニス教室
5月
富士宮市ジュニアテニス選手権大会
富士宮市春季シングルストーナメント
8月
富士宮市スターティングカップテニス大会
富士宮市スポーツ祭ダブルス大会
富士宮市シングル選手権大会
県民スポーツ祭練習会とテニス教室
富士宮市チャレンジカップダブルス大会
10月
秋の市民のためのテニス教室
11月
富士宮市団体戦テニス大会

恒例の春、秋のテニス教室、シングルス選手権大会、ダブルス選手権大会、ミックス大会、チャレンジカップ、ジュニア大会、チーム対抗戦と各レベル及び年齢別に楽しめる大会を多く計画しています。
また、ジュニア選手権には県内外より、2005年度は約250名の参加を得て年々充実してきました。市内のジュニアも育ち、東海大会はもちろん、全国大会へ参加し活躍しています。高校3年生の松本千明選手(市内宮原在住。静岡市立高校3年生)はH15年 第58回(静岡国体)及び昨年の第59回(埼玉国体)では少年女子で2年連続の準優勝と活躍し、市長からも励ましの言葉をいただきました。2005年度の第60回(岡山国体)にも3年連続出場し、第7位と見事入賞しました。また、成年女子には漆畑恵里選手(市内在住静岡大学4年生)もメンバーに選ばれ活躍しました。インターハイでは、2005年の千葉大会含め単3年連続出場の松本選手は、漆畑選手についでダブルス女子個人で見事ベスト8に入りました。今後の活躍も期待されます。

それに続くジュニアの選手も市内の各テニスクラブを中心に育っており、今後も全国大会での活躍が大いに期待されます。この富士宮市を郷土として多くの選手が活躍できるよう、協会としても応援していきたいと考えています。
また、大会の案内等の情報発信の為に2004年2月よりHPを立ち上げて充実してきました。こちらも是非ご覧ください。
富士宮市テニス協会URL
http://www.geocities.jp/fujinomiyatlc/fcta.html
来年は、テニス協会発足15周年を一つの契機として、一層会員相互の親睦と融和の輪を広げ、充実したテニス協会になる事を目標に努力していきます。

【富士宮市テニス協会発足の経緯】
 
富士宮市テニス協会は、富士市テニス協会設立から20年経った1992年(平成4年)に分離し設立されました。平成3年7月に渡井氏をはじめ富士宮市内の各団体の有志が集まり、富士宮市内のテニスクラブも増え、企業のテニスクラブも活動している中テニス人口が増えたことにより、また、富士市テニス協会の方々からも独立しても十分やっていけるのではというご意見も頂き、協会設立の準備に入りました。平成4年2月に富士市テニス協会を各団体が脱会し、富士宮市テニス協会に加盟申請を出した記録が私のファイルにも残っていました。市の体育協会の登録は24番目でした。
 
県の協会登録も済ませ、記念すべき第一回の「総会」が平成4年7月24日に加盟15団体の出席で行われ、実質のスタートが切られました。会長には富士市テニス協会で副会長の責務を果たされた経験もあり、テニスの楽しさを一番良く知っておられた渡井会長が推挙され就任されました。副会長のひとりに富士市テニス協会から宇佐美氏(ポリプラスチックス)にも入っていただき先輩の富士市テニス協会に見守っていただく中、10数名の役員で運営がキックオフされました。
 
その1年目の事業は、1つ①富士宮市ダブルス選手権(渡井杯)でした。131組の参加で大成功の開幕になりました。

その後
平成 5年( 2年目)②団体戦③シングルス選手権④⑤テニス教室
平成 6年( 3年目)⑥富士宮’sカップ
平成 7年( 4年目)⑦スポーツ祭ダブルス
平成 8年( 5年目)県テニス協会テニス教室招へい
平成 9年( 6年目)⑧ジュニアテニス大会⑨春期シングルス大会
平成10年( 7年目)⑩桜トーナメント
平成12年( 9年目)⑥富士宮’sカップ→⑥チャレンジカップ
平成13年(10年目)⑪ミックステニス大会
そして、17年度には⑫スターティングテニス大会と⑬チーム対抗戦テニス大会と事業を拡大し、現在では年2回のテニス教室を含む、13の事業を計画し開催するまでになりました。

 今年の平成17年(2005年)の全事業への参加者は、のべ1,100名で多くの方にテニスを楽しんでもらうことができ、協会役員一同喜んでおります。